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物凄く恥ずかしい話になるがあえて記す。

泣いた、久しぶりに泣いた。

悔しくて泣いた、自分の情けなさに更に泣けた。



きっかけは些細なものだった。

どんな場所に行っても、起こりうるだろう些細なこと。

自分だけで抱えていた、自分の力で解決したかった。

ただそのことを言葉にして出した時、無理なのではと自覚してしまった時、

涙が出てきた。



多分非はうちにあるんだ、相手にはないんだ。

それは些細なことではないのかもしれない。

でも分からないんだ、知りたくても知る術がないんだ。

でも分かりたいんだ。



全ての人に好かれる必要はない。

そんなことは分かってるし、そんな風に思ったことはない。

でも考える、心の奥底ではそうは思ってないんじゃないだろうか。

そう、誰だって嫌われるのは嫌だと思う。

平気だと思っているのは多分感覚の麻痺かなんかなんだ、きっと。



前日うちはとある人に言った。

どうでもいい人のために涙なんか流れないんだよと。

自分の言葉だからもちろん定説ではないが、

もし、自分の言葉を信じるとするのならば。

彼はどうでもいい人ではない。

それは真実だ。それだけは言えるんだ。



帰りぎわに聞いた何気ない一言。

気晴らししてまたきなよ。

心に響いたんだ。

そして話を聞いてくれ、一緒に考えてくれる仲間。

その存在がありがたかったんだ。



これは終わりじゃないんだ、やっと始まりについたんだ。

そう思って、また彼と話をしたい。

そんな風に気持ちを切り替えることができたんだ。